操作ガイド

目次

管理コンソール

Remotto の管理コンソールでは、端末管理、グループ設定、印刷管理、Web閲覧制限、アプリ制限などを一元管理できます。

ダッシュボード

ログイン後に表示されるダッシュボードでは、システム全体の状態を一目で確認できます。

  • 登録端末 — 登録済み端末の台数
  • オンライン — 現在オンラインの端末数
  • グループ — 作成済みグループ数
  • ライセンス — 利用中のプランと登録可能な端末数
  • 有効タスク —  スケジュールタスクの件数
  • 印刷(24時間)— 直近24時間に印刷されたページ数
  • Web制限 — 設定済みのWeb閲覧制限ルール数
  • 最近のアクティビティ — 管理操作の履歴

スクリーンモニター

Webブラウザ上で、オンラインの端末画面をリアルタイムに確認できます。

  • グループ選択 — 表示するグループを切り替えます。
  • グリッドサイズの変更 —  + ボタンで 1×1 〜 5×5 の範囲で表示サイズを切り替えられます。
  • ページ送り — グリッドに収まりきらない端末は自動でページ分割されます。  ボタンでページを切り替えられます。
  • 自動スクロール — ▶ Auto有効時、10秒ごとに自動でページ送りされます。

デバイス管理

登録済み端末の状態、情報、操作を管理できます。

  • 検索・フィルタ — ホスト名、ユーザー名、IPアドレスなどで検索可能です
  • デバイス詳細 — ホスト名をクリックすると、CPU、メモリ、ストレージなどのハードウェア情報を確認できます
  • 一括操作 — 複数端末をまとめて操作できます
  • ロール設定 — 端末をクライアントまたはオペレータに設定できます
ロール(クライアント / オペレータ)
  • クライアント(操作される側)— 通常の利用者端末で、画面が配信・表示される対象です
  • オペレータ(操作する側)— Remotto Viewerを使用して、クライアント端末を操作・表示する端末です。

一括操作

ワンタイムログインと自動ログインの違い
  • ワンタイムログイン — 指定したアカウントで1回だけログインします
  • 自動ログイン — 次回以降も自動でログインします

電源オン(Wake-on-LAN)を利用するために
・BIOS/UEFIで「Wake-on-LAN」が有効になっていること
・ネットワークアダプタの設定で「マジックパケットによるWake on LAN」が有効になっていること
・対象デバイスが有線LANで接続されていること
・サーバーと異なるサブネットのデバイスを起動する場合は、対象と同じサブネットにRemottoクライアントが1台起動していること(中継機として使用)

ログインユーザー設定

ワンタイムログインや自動ログインを利用する場合は、ログインユーザー情報を登録する必要があります。
ログインユーザーの登録は、CSVファイルで一括処理できます。

インポート手順
  1. 管理コンソールの「デバイス」画面からCSVテンプレートをダウンロードします。
  2. ダウンロードしたCSVファイルのusernamepassword 列を編集します。
  3. 編集したCSVをアップロードしてインポートします。
CSVフォーマット
列名説明
hostname端末のホスト名pc-001
mac_address端末のMACアドレス(:または-区切り)00:1A:2B:3C:4D:5E
usernameログインするユーザー名user01
domain\user01
user01@remotto.local
passwordログインパスワードpassw@rd

グループ管理

端末をグループ単位で管理し、配信品質や制限設定をまとめて適用できます。

  • グループ作成 — グループ名と説明を入力して作成します
  • グループ編集 — 名前、説明、配信品質を変更します
  • グループ削除 — 不要になったグループを削除します

ストリーミング配信設定

グループごとに、クライアント端末およびオペレータ端末向けの配信品質を設定できます。

配信品質
解像度native / 1920×1080 / 1280×720 / 854×480 / 640×360配信する映像の解像度です。native を選ぶと端末のデスクトップ解像度に合わせて配信されますが、帯域使用量が増える場合があります。
FPS1〜30 fps1秒あたりのフレーム数です。値を下げると、帯域使用量を抑えられます。
ビットレート500〜5000 kbps映像のビットレート上限です。値を高くすると画質は向上しますが、帯域使用量も増えます。

印刷管理

ユーザーごとの印刷ページ数を記録し、印刷上限を設定できます。

  • 印刷上限ページ数 — ユーザーごとの合計印刷上限ページ数
  • 印刷毎上限ページ数 — 一度の印刷ジョブごとの上限ページ数を設定できます。大量印刷を防止できます。
  • 印刷ログ — いつ・誰が・何を・何ページ印刷したかを記録(ドキュメント名、プリンタ名を含む)
  • デフォルト印刷上限 — LDAP/AD同期時に新規ユーザーへ適用する印刷上限ページ数(0 = 無制限)
  • CSVエクスポート — 印刷履歴をCSVで出力
  • ブロック通知 — 印刷がブロックされた場合、クライアント端末にバルーン通知で理由を表示(印刷上限超過/ジョブ上限超過)

印刷ページ数は、アプリケーションが送信したページ数でカウントされます。たとえば、10ページの文書を両面印刷しても、印刷ページ数は10ページとして計算されます。

メール通知テンプレート

印刷上限に近づいた場合や上限に達した場合に、登録済みメールアドレスへ通知を送信できます。

通知の種類
種類送信タイミング
警告メール使用量が設定した閾値(既定値: 80%)に達したとき
制限超過メール使用量が上限に達し、印刷が制限されたとき
使用可能なプレースホルダー

メール本文には、以下のプレースホルダーを使用できます。

プレースホルダー説明
{username}対象ユーザー名user01
{used_pages}使用済みページ数85
{limit_pages}設定された上限ページ数100
{remaining_pages}残り印刷可能ページ数15

本文にプレースホルダーを埋め込むことで、ユーザーごとの情報を自動的に反映できます。

件名: 【印刷の上限が近づいています】

本文:
{username}さん

印刷可能ページ数の上限が近づいています。

・使用済み: {used_pages} ページ
・上限: {limit_pages} ページ
・残り: {remaining_pages} ページ

上限に達すると印刷できなくなります。
ご不明な点は管理者にお問い合わせください。

印刷上限設定

ユーザーごとの印刷上限(上限ページ数やメールアドレス)を、CSVファイルで一括して登録・更新できます。

インポート手順
  1. 管理コンソールの「印刷管理」→「ユーザー」タブから、CSV テンプレートをダウンロードします。登録済みの印刷上限一覧がエクスポートされます。
  2. CSVファイルの各列を編集します。新規ユーザーの追加、上限の変更、メールアドレスの設定などが可能です。
  3. 編集した CSV をアップロードすると、プレビュー画面で内容を確認できます。
  4. 内容を確認したら、インポートを実行します。
CSVフォーマット
列名説明必須
usernameログインユーザー名
mail_address通知先メールアドレス◯(deleteの場合は不要)
used_pages現在の使用ページ数(参照用、インポート時は無視)
limit_pages上限ページ数(数値)◯(deleteの場合は不要)
operation操作種別(下記参照)。省略時は update
operation 値動作
update(デフォルト)ユーザーを新規作成、または既存ユーザーのメールアドレス・上限を更新
delete指定ユーザーの印刷上限設定を削除
reset指定ユーザーの使用ページ数を0にリセット(上限は変更しない)

スケジュールタスク

毎日・毎週・1回限りの定期タスクを設定し、端末操作を自動化できます。

タスクの作成
  1. 管理コンソールの「スケジュールタスク」画面を開きます。
  2. 「新規作成」を選択します。
  3. タスク名を入力します。
  4. 実行する操作内容を選択します。
    • Wake-on-LAN
    • シャットダウン
    • 再起動
    • 自動ログイン
  5. 対象グループを選択します。
  6. 実行頻度を選択します。
    • 毎日: 指定した時刻に実行
    • 毎週: 曜日と時刻を指定して実行。複数曜日を選択できます。
    • 1回限り: 実行する日付と時刻を指定して実行。過去の日付は指定できません。
  7. 実行日時を設定します。
  8. 設定内容を確認して保存します。

アプリ管理

端末で起動されたアプリケーションの利用ログを確認し、グループごとにアプリの起動を制限できます。ブロックリストに登録したアプリは、起動時に自動的にブロックされます。

アプリ制限
  1. 管理コンソールのサイドバーから「アプリ制限」を開きます。
  2. 対象のグループを選択します。
  3. ブロックしたいアプリのプロセス名を、1行に1つずつ入力します。
  4. 設定を有効化して保存します。
アプリ利用状況ログ

端末で起動したアプリケーションの利用履歴を確認できます。

  • アプリ名 — 起動したアプリケーションのプロセス名と表示名を表示します。
  • 端末・ユーザー — どの端末の、どのユーザーが起動したかを確認できます。
  • 期間フィルタ — 24時間・1ヶ月・6ヶ月・1年・カスタム範囲で絞り込めます。
  • 検索 — アプリ名・ユーザー名・端末名で検索できます。
  • CSVエクスポート — アプリ利用履歴を CSV 形式で出力できます。

Web閲覧管理

Webアクセスログの確認と、閲覧制限の設定を行えます。ログはクライアント端末のローカルプロキシが有効な場合に記録されます。

Webアクセスログ

アクセス履歴を確認し、必要に応じて絞り込みやエクスポートができます。

  • アクセス先: URLとドメイン名を表示します。
  • 端末・ユーザー: どの端末のどのユーザーがアクセスしたかを表示
  • 日時: アクセス日時を記録
  • 期間フィルタ: 24時間・1ヶ月・6ヶ月・1年・カスタム範囲で絞り込み
  • 検索: URL・ユーザー名・端末名で検索
  • CSVエクスポート: アクセスログを CSV 形式で出力
閲覧制限設定
フィルタモード
  • ブロックリスト: 指定したドメインへのアクセスを禁止し、それ以外は許可
  • アローリスト: 指定したドメインへのアクセスのみ許可し、それ以外は禁止
ドメインの指定方法
  • 完全一致: example.com のみ(サブドメインは対象外)
  • ワイルドカード: *.example.com で example.com や sub.example.com などをまとめて指定可能
設定手順
  1. 管理コンソールの「グループ管理」から対象グループを選択します。
  2. フィルタモード(ブロックリスト/アローリスト)を選択します。
  3. 対象ドメインを 1行に1つずつ入力します。
  4. 設定を有効化して保存します。

設定は、クライアント端末の次回同期時(数秒〜数十秒)に反映されます。

winget(Windows パッケージマネージャー)を使用する際の注意

Remotto クライアントは HTTPS 通信をローカルプロキシ経由で処理するため、Microsoft Store ソース(msstore)を利用する winget では証明書検証に失敗する場合があります。

wingetでソフトウェアをインストールする際は、--source wingetオプションを付けて実行してください。

winget install <パッケージ名> --source winget

設定

ライセンス、ユーザー管理、LDAP/AD 連携、メール設定を行います。

ライセンス管理

ライセンス管理

ライセンスキーを登録して、利用可能な端末数や機能を拡張できます。

  • 無料版: ライセンス未登録時は最大 5 台まで利用でき、ベーシック機能のみ使用できます。
  • ライセンス登録: 設定画面からライセンスキーをインポートして有効化できます。
ライセンスキーの登録手順
  1. サイドバーから「設定」をクリックします。
  2. 「ライセンス」タブを選択します。
  3. 「ファイルを選択」ボタンから、ライセンスキーファイルをアップロードします。
  4. 「インポート」ボタンをクリックします。
  5. 登録が完了すると、プラン・デバイス上限・有効期限などのライセンス情報が表示されます。
ユーザー管理

ユーザー管理

管理コンソールにログインするユーザーアカウントを作成・管理できます。

  • ローカルアカウント: ユーザー名とパスワードで作成できます。
  • LDAP アカウント: LDAP連携が有効な場合、LDAPで認証されたユーザーは初回ログイン時に自動登録されます。
アカウント作成手順
  1. サイドバーから「設定」をクリックします。
  2. 「ユーザー」タブを選択します。
  3. 画面右上の「ユーザー追加」ボタンをクリックします。
  4. ダイアログに以下を入力します。
    • ユーザー名: ログインに使用する ID
    • パスワード: 初期パスワード
  5. 「作成」をクリックして完了します。
LDAP / Active Directory 連携

LDAP / Active Directory 連携

外部ディレクトリサービスと連携し、既存アカウントで管理コンソールにログインできます。

  • 接続設定: LDAP サーバーのホスト・ポート・ベース DN を指定します。
  • SSL 対応: LDAPS(ポート 636)による暗号化通信に対応しています。
  • 有効/無効: トグルスイッチで切り替えられます。
メール通知設定

メール通知設定

印刷上限の通知などに使用する SMTP 設定や送信元メールアドレスを設定できます。

  • SMTP サーバー: ホスト・ポート・認証ユーザー・パスワードを設定します。
  • 暗号化: SSL / TLS(STARTTLS)に対応しています。
  • 送信元: 送信者名と送信元メールアドレスを設定します。

Remotto Viewer

Remotto Viewerは、管理コンソールとは別に提供されるオペレータ向けのデスクトップアプリケーションです。クライアント端末の画面を一覧表示し、遠隔操作や画面共有、ファイル配布を行えます。

表示モードと操作モード

表示モード

複数端末の画面をサムネイルで表示します。

  • グリッド表示: 1×1 / 2×2 / 3×3 / 4×4 / 5×5 で切り替え可能
  • 自動ページ送り: グリッドに収まりきらない端末は自動でページングされます
操作モード

サムネイルをダブルクリックすると、対象端末を操作できます。

  • マウス操作: クリック、ドラッグ、スクロールをそのまま転送
  • キーボード入力: キー入力をリアルタイムに転送

画面共有

オペレータの画面をクライアント端末へ配信できます。

  1. Remotto Viewer のツールバーで「画面共有」ボタンをクリックします。
  2. 配信する対象を選択:
    • デスクトップ: 画面全体を配信
    • ウィンドウ: 特定のウィンドウのみを配信
    • 範囲指定: 画面上の任意の範囲をドラッグで選択して配信
  3. 選択後、同じグループのクライアント端末にリアルタイムで表示されます
  4. 画面共有を終了するには、再度画面共有ボタンをクリック

ファイル配布

選択したクライアント端末へ、ファイルやフォルダを配布できます。

  1. Viewer のツールバーからファイル配布ボタンをクリック
  2. 配布するファイルまたはフォルダを選択
  3. 保存先を選択:
    • デスクトップ
    • ドキュメント
    • ダウンロード
  4. 配布を開始すると、進捗バーで配布状況がリアルタイムに表示されます
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